地球上で墜落したUFOが秘密裏に回収されてどこかで保管されているのだろうか。ある専門家によれば、一部のUFO(※1)は大きすぎて回収しようにも不可能であるケースもあるという。その場合、当局はUFOを覆うようにして施設を建設して隠蔽を図ってるというのだ――。
“巨大UFO”が隠されている施設がある?
実名と“顔出し”でUFOの内部告発を行った元米空軍将校、デイヴィッド・グルシュ氏の“爆弾発言”に関わった調査ジャーナリスト、ロス・クルサート氏が、先日、「Project Unity」のジェイ・アンダーソン氏のインタビューに応じた。
話の中でクルサート氏は昨年7月に発足したAARO(全領域異常解決局)が個人やグループ、あるいは民間企業が保有しているUAP/UFOやその一部、あるいは地球外由来の物体や技術などを利用できる法整備を進めていることに触れ、しかし世界には回収しようにも大きすぎたり重すぎたりして動かせないUAP/UFOもあることを示唆している。
そしてクルサート氏は(アメリカ以外の)外国でこのような巨大な物体の上に建設された建物の存在について言及している。そしてその場合、当局は巨大なUFOを覆うようにして建物を建設し隠蔽を図っているというのである。
「それが秘密として保たれているのは本当にひどいことであり、本当に興味深いことです。非常に大きな物体があると想像してみてください。…(中略)…このようなオブジェクトのセキュリティと管理は何十年にもわたって継続されます。誰がその費用を払ったのですか? どのようなプログラムがその費用を支払ったのでしょうか? それは納税者に開示されましたか? もし議会が調査を始めれば、これは本当に楽しい調査になるでしょう」(クルサート氏)
UFOコミュニティ内では、この隠蔽された“巨大なUFO” の存在についての憶測が飛び交っている。軍事系メディア「The War Zone」のライター兼編集長であるタイラー・ロゴウェイ氏によると、UFOコミュニティの一部のメンバーは、韓国のソウル近郊にある韓国軍の軍事施設に謎の“巨大UFO”が秘匿されている可能性があると確信しているという。
山の頂上にある直径80メートルの大きな円形の建造物は確かに興味深いが、“休戦中”の韓国の文脈では巨大なUFOを隠す以上に非常に意味があるということだ。
この軍事施設のある場所は、ソウルから南へ約20kmの安養(アニャン)市にある高台で、座標は「37°24’49” N 126°55’42” E」である。周囲には仏教寺院などがある自然が残されたエリアだ。はたしてこの施設に“巨大UFO”が眠っているのだろうか。