給料が高すぎる理由③:難しい商品の販売

営業の仕事で給料が高い場合の多くは、販売が難しい商品を扱うことになる。

不動産、投資商品、健康食品などはその代表だ。しかも新規客がメインとなると、かなりハードルは高くなる。

売れる人ももちろんいるだろうが、そう簡単ではない。求人広告には、「20代で年収1,000万!」「夢を叶えられる仕事!」といった甘い言葉であふれているので注意が必要だ。

給料が高すぎる求人のチェックポイントは?

では、給料が高すぎる求人にひっかからないためのチェックポイントはどこにあるのだろうか。

チェックポイント①:月給と賞与の比率

賞与や歩合給の比率が、月給と比べて高すぎる場合は、何かあると疑ったほうがいいだろう。高年収を得るためには、達成するのが難しいノルマをクリアしなければならないことが考えられる。

チェックポイント②:口コミや評判

企業の口コミサイトには、元従業員や応募者のリアルの声が反映されている。気になる企業の求人に応募する前には、しっかりチェックしておく必要がある。

また、その企業の商品やサービスについてのレビューも見ておくといいだろう。売れているのか、評判がどうなのかがわかるので、問題ある企業に入社するリスクを避けることができる。

長く続けられる仕事かどうかが重要

どれだけ給料が高く、いい仕事のように求人広告でうたわれていても、続けられる仕事でなければ転職する意味はない。目先のことにとらわれず、長期で考えて判断しよう。

文・本山直樹(HR専門ライター)
ヘッドハンターや求人広告の営業職を経て独立。現在はHR領域を専門としたフリーランスのライターとして活躍中。大手HR企業のオウンドメディアや求人サイト等にて多数の執筆経験あり。