■凄まじい虐待
以前の飼い主はこの犬を大事に世話するどころか、タバコを押しつけて何度も火傷を負わせるなど虐待行為を連発。それが原因で結局は保護施設が引き取り世話をするようになったが、犬はなかなか立ち直れず、大きな音がするたびに震え上がった。
しかし穏やかで吠えない犬を見て、家族は交流を始めてみることに。「虐待のせいで性格も荒れているかも…」と心配していたが、この犬は大人しく行儀も良かった。
■犬を引き取ることに
息子が犬をすっかり気に入ったため、家族は引き取ることを決めた。それでもしょんぼりとした様子の犬に、息子が話しかける様子を家族が撮影して動画をTikTokで公開した。
動画のなかで息子は「僕は知っているんだよ。君の前の飼い主はあまり良い人ではなかったんだよね」「でもね、僕たちは君のことが大好きなんだよ」と励ましている。
そして「君をすごく愛しているんだ」「だから君を守るために何だってしてあげる」という言葉を理解するように、犬も尻尾を振って息子を見つめた。