ガイズ&セント・トーマスNHS財団トラストの最高責任者であるIan Abbs教授は、「ドローンによる輸送は、最高の患者ケアの提供と持続可能性の向上という2つの重要課題に取り組むものだ」とコメント。血液サンプル分析のスピードアップを支える取り組みにロンドンの医療機関としては初めて参加できることを誇りに思うとした。
また、ロンドン市のビジネス&グロース副担当であるHoward Dawber氏も次のようなコメントを寄せている。「ロンドン市は重大な健康問題に直面していますが、これに取り組むうえで、ロンドンのスタートアップが備える革新性と先見性が世界各地からの投資を形にした素晴らしい事例です」
この試験的な取り組みが成功すれば、将来的にはロンドン市内の他の病院にもドローン配送が普及し、活用エリアが拡大するとみられる。
(文・Techable編集部)