やがてチチブやヨシノボリが多くなったので、橋下流の矢板の前に移動。水深は1.5m前後と深く流れがある。仕掛けが底で止まらないので、竿先で仕掛けを止めながら流すと、止めたあとにウキが引かれることが多い。ゆっくりと聞き上げると竿先にブルブルときて、ここでも10cm前後がよく釣れた。

2時間強で9~12cmハゼ30尾

同所で9時すぎまで遊び、9~12cmが30尾。数は今ひとつだったが、良型が揃い。短時間でも十分引きを楽しむことができ満足。

魚はクーラーに入れて持ち帰り、ビールのおつまみの空揚げにしたら美味だった。なお、ヘチの護岸にはり付く7cm前後のハゼ群れが見られたので、今後の成長が楽しみだ。

東京都心の公園でのんびりハゼ釣り【東京・仙台堀川公園】12cmを筆頭にハゼが入れ食い数は今ひとつだったが良型が揃い(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

緑豊かで環境は抜群の釣り場

通路から竿を出す時は、自転車や歩行者に十分注意してほしい。水面との高低差があるため、ロープ付きの水くみバケツは必携。

釣り場は総延長約3.5kgの公園として整備されている。ハゼの溜まり場を見つけながら探り歩くのもいいだろう。所々にトイレやベンチ、水飲み、屋根付きの休憩所があるため、女性や子ども連れでも安心して楽しめる。秋のハゼ釣りシーズンにお勧めしたい釣り場だ。

エサや小物類は上州屋東陽町店で購入可能。釣り場情報も聞けるかもしれないので立ち寄ってみたい。

東京都心の公園でのんびりハゼ釣り【東京・仙台堀川公園】12cmを筆頭にハゼが入れ食い総延長約3.5kgの仙台堀川公園(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

<週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦/TSURINEWS編>