狭い車内にこもったニオイが……
運転席と助手席の距離感は、2人の心理的な距離を詰めるうえで絶妙な近さだといえます。しかし一方で、近すぎるがゆえに生じてしまった悲劇も……。
「大学生2年生の終わり頃、サークル同期の男子と仲よくなって、どちらともなく付き合いはじめることになりました。最初の頃はお互い浮かれ気分で、何をしていても楽しかった記憶があります。
それで、3年生のゴールデンウイークに、そろそろ就活も考えなきゃいけないし、行けるうちにレンタカーで旅行しようという話になったんですね。でも、彼が借りてきてくれたコンパクトカーに乗り込んだ瞬間、車内に強烈な生乾き臭がして……。
フットサルサークルに所属していたので、それまでにも練習後には汗のニオイを感じることはありましたが、普段の場面では気になることはなかったんです。でも、梅雨の時期になるにつれて、どんどん生乾き臭も強烈になっていって。
その後、それとなく洗濯の話題を振ったりしてみたのですが、改善してもらうことはできませんでした。そのまま、お互い就活が忙しくなって、自然に別れることになりましたね」(20代女性)
自動車の車内はニオイがこもりやすく、雑菌の繁殖したイヤなニオイや、タバコ臭などが幻滅ポイントになることも。
「ニオイが別れの原因」というと残酷にも思えますが、一緒に生活していくことを考えると、衛生観念をめぐるすれ違いは事あるごとにストレスの原因になります。上のケースも、遅かれ早かれうまくいかなかったのかもしれません。
どうせみんな、お金目当てなんだろ?
最初のドライブデートを迎えるにあたり、「相手がどんな車に乗ってくるか」を気にする人もいるでしょう。なかには「軽自動車に乗っている人はイヤだ」といった厳しい声も聞かれることから、「なるべく女子ウケのいい車に乗りたい」と考える男性は少なくないと考えられます。
しかし次のケースでは、どうやら男性側が「自意識過剰」に陥ってしまっていたようです。
「合コンで連絡先を交換した男性とドライブデートをすることになり、前日になって『実は軽自動車なんだけど、大丈夫?』というメッセージが来ました。合コンでは大企業で同期より早く出世しているとか、投資でかなり利益を出しているとか話していたので、少し意外には思いましたが、全然気にしないと返信し、当日を迎えたんです。
しかし待ち合わせ場所に来たのは、BMWのSUVでした。『あれ、軽じゃないんだね』と言うと、少し得意そうに『こういうやり方は不本意なんだけど、お金目的の女性は多いからね』と……。要するに、私が軽でも気にしない女かどうか試していたみたいなんです。
なんだかバカにされている気がして、一気に冷めてしまいました。それなら、合コンでお金の話をしなければいいのにって。デート中も立場や持ち物についての自慢話が多くて、結局、『お金目当ての女にばかり言い寄られる可哀想な自分』に酔いたいだけなんじゃないかと思います」(30代女性)
過去の苦い経験から、相手の気持ちを試すような言動をしてしまう人は少なくないのかもしれません。この話の男性も、以前お金をめぐって交際相手とトラブルに陥っていたのでしょうか……。
それにしても、相手を罠にはめるようなやり方は失礼ですし、それによって気分を害されるのは当然のこと。真剣な交際を求めるのであれば、誠意をもって相手の人柄に向き合ってほしいものですね。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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