■移動が難しい場合には

「警戒レベル4」は「危険(紫)」で、地元自治体が避難指示を発令する目安となり、高齢者に限らず、危険な場所にいる人は全員避難する段階に。指示が発令されていなくても、河川の水位情報などを確認して判断が必要となる。

「警戒レベル5」は「災害切迫(黒)」で、河川の氾濫などすでに何らかの災害が発生している可能性が極めて高い状況。命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保することが求められる。

避難場所までの移動が難しい場合、自宅近くの頑丈な建物などでも安全を確保できる場合がある。また、外に出るのがすでに危険な場合には、建物の2階以上や、崖の反対側など、少しでも安全な場所で命が助かる行動を取るようにする。