やがて潮が動き始めると、正直なものでキスの活性も上がりアタリが頻繁に出るようになった。
岸に近づいてきたようで4色から手前でアタリが出る。キャストするたびに素バリがない状態で掛かってくるが、やはりメゴチも多い。
潮が落ちているときはキスのポイントは5色から4色の中だったが、満ちてくるとかなり近くなり、2色の中でも良型が交じった。
潮が満ちてくるとキスのアタリはさらに活発になった。徐々にクーラーの中がキスで埋まっていく。
順調に釣り続け、午前11時を回ったころクーラーが満タンになったので納竿とした。釣果は19cmを頭に185匹。2束近い釣果となった。
当日の釣果185匹(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)
遠浅の海岸、満潮が有利
キスの群れは大きく、キャストした後イトふけを取っている最中にアタリが出ることも多々あり、数が多いと感じた。
型に関しては、波が穏やかだったため警戒心の強い良型は少なかったが、風が吹いて波気が出てくると警戒心が薄れるのでサイズアップが期待できるだろう。
12本バリに11匹(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)
大淀海岸は比較的遠浅の海岸なので、潮が満ちているときを狙った方が良い釣果に結びつくと思う。海底の起伏は少ないので、アタリが少ないときは少しずつ移動しながら探すことが必要だ。
毎回同じお願いだが、釣りで出たゴミは必ず持ち帰るよう心掛けてほしい。釣り場を閉められるケースも出ているので、駐車やゴミなどマナーを守り、地元の人に迷惑を掛けないようにしよう。
情報通り爆釣だった大淀海岸(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)
<週刊つりニュース中部版APC・横山准司/TSURINEWS編>