8月に入り猛暑が続いている。この異常気象は一体いつまで続くのだろうか。今年は雨量も少ないような気がする。このような暑さだが、サーフのキス釣りは意外と好調で、私が住む三重県でもエサのイシゴカイが売り切れのときもあり、各地で良い釣果が上がっているようだ。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)
大淀海岸で投げキス釣り
8月中旬、釣友から三重県多気郡明和町の大淀海岸でキスが爆釣という情報をもらったので早速出かけた。
潮は長潮、満潮は午前11時59分、干潮は午後4時53分。明和方面は比較的遠浅のため、この潮なら上がってくるので問題なさそうだ。
現地には午前5時前に到着。お盆休みなので誰かいるかと思ったが、車は1台しか止まっていない。砂浜をのぞくとルアー釣りのようだ。若干乾燥したアマモのゴミが散乱しているが、釣りは問題なくできそうだ。砂浜に降りた正面でサオを出してみることにした。
爆釣の話を聞いているので、アタリが取りやすいようにテンビンは半遊動、オモリはムク25号をチョイス。ハリ数は12本。
当日の仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・横山准司)
1投目でキス8連
早朝は手前に寄っていることが多いので、第1投は4色半(1色は25m)に投入。オモリの着水を確認し、イトふけを取って探り始めると、すぐにアタリが出た。
思っていた以上にアタリが出るのが早い。追い食いを狙うとアタリは続き、友達が言う通り魚影は濃いようだ。
キスのいる範囲を確認するためそのまま探って1色残して回収すると、キス8連とメゴチ3連だった。外道のメゴチが中途半端に大きい。
第2投は5色出し切りの距離へ投入。イトふけを取って探り始めると早いタイミングでキスのアタリが出た。そのまま探って2色残して回収するとキス6匹とメゴチ2匹が掛かってきた。メゴチもかなり多いようだ。