2024 PT5は直径11メートルと非常に小さい上に、明るさが27.6等ととても暗いため、望遠鏡を使っても見ることは難しいでしょう。
(私たちが肉眼で見られる星の明るさは1等〜6等までで、それ以降は望遠鏡なしでは見えません)
2024 PT5とは11月25日に地球を去っていきますが、ただ今回が永遠の別れではないようです。
2024 PT5の今度の進路を遥か先まで追ってみると、2025年1月に地球軌道に戻り、さらに2055年にも再び地球に向かって飛来すると見られています。
他の小惑星とぶつかったりするなど、何事もなければ、2024 PT5はもう一度、地球のミニムーンとして帰ってきてくれるかもしれません。
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参考文献
Earth to have new mini-moon for two months
https://phys.org/news/2024-09-earth-mini-moon-months.html
Asteroid 2024 PT5 Is Set To Be A Mini-Moon Of Earth – But Just For Two Months
https://www.iflscience.com/asteroid-2024-pt5-is-set-to-be-a-mini-moon-of-earth-for-two-months-75955
元論文
A Two-month Mini-moon: 2024 PT5 Captured by Earth from September to November
https://doi.org/10.3847/2515-5172/ad781f
ライター
大石航樹: 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。