ポイントに入りジグを再びキャストするも相変わらずチェイスはない。今日はダメな日なのかと半ば諦めつつ、手前のアジを狙おうと0.5gのタングステンジグヘッドに月下美人のビビビームを付けたワームをキャスト。

沈ませてアクションさせた瞬間にコン!と明らかにアジではないアタリが。合わせるととんでもない力で引っ張られる。浮いてきたのはなんとツバス。マジかぁ!とりあえずボウズは逃れた。

ひょっとするとナチュラル系の動きの方がいいかもと閃いてキャスティング用のロッドに渓流で使用しているジャクソンのメテオーラ45を結びキャスト。カウントダウンで10秒ほど沈めて連続トゥイッチで誘うとワラワラと寄ってきた。すかさずヒット!ジグの縦の動きより横の動きがお好みのようだ。

友人に「ミノーの方がいいよ」と伝えると友人も即ヒット。良かった、笑顔で帰れると思ったのも束の間。やはり青物ですぐにスレてしまった。

日本海の陸っぱりライトゲーム釣行で小型青物「ツバス&シオ」をキャッチ【兵庫】ミノーにヒットしたツバス(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

シオ(カンパチの幼魚)を手中

次なる手段を考えていると、釣行前日にセール販売で手に入れたバークレーのシュラッグミノーを思い出し、尺ヘッドの3gでライトワインドを試してみることにした。これまで何度も助けられた釣り方だ。

フルキャストしてボトムを取り、早めの動きでリズムよく動かすと1投目からヒット。予想通りで怖い。ヒットしたのは狙っていたシオ(カンパチの幼魚)。そこから連続ヒットが続く。

日本海の陸っぱりライトゲーム釣行で小型青物「ツバス&シオ」をキャッチ【兵庫】シュラッグミノーにヒットしたシオ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

友人にも尺ヘッドとシュラッグミノーを渡して使ってもらうと立て続けにヒット。以前、このポイントでコアマンのミニカリにダートヘッドで入れ食いになった経験が生きた形だ。

日本海の陸っぱりライトゲーム釣行で小型青物「ツバス&シオ」をキャッチ【兵庫】シュラッグミノーで仕留めたツバス(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

しかし、まもなく日没となり青物の群れも沈黙してしまった。しかしラストで不調を取り返す釣果を出すことができて、帰りはノンストップで笑顔の帰宅となった。まだまだ暑い日は続くが、この夏だけがシーズンの釣りをどんどん楽しみたい。