■太陽暦では10月21日

ところで、9月15日という日付は「太陰暦」によるもので、現在日本で使われている「太陽暦」に当てはめると、関ヶ原の合戦が行われたのは1600年10月21日となる。

江戸時代になり天文学の知識が高まってくると、暦と日蝕、月蝕などの動きが合わないことが問題となり、たびたび日本独自の改暦が行われていたようだ。太陽暦(グレゴリオ暦)を使用することになったのは明治5年のこと。西洋の制度を導入して近代化を進めていた明治政府が暦についても欧米との統一をはかったものだ。

これにより、歴史的に語り継がれている出来事の日付が、じつは今の暦では違う日付であるというズレが生じている。史実を追う際には資料に用いられている日付がどの暦を使っているのかにも注意する必要がありそうだ。

(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年7月12日~2024年7月17日
対象:全国10代~60代男女700名 (有効回答数)

提供元・Sirabee

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