カフェでモーニングサービス

ホテルは素泊まりにして、観光をしながら、カフェで朝食を食べるということもできます。

モスクワのモーニングサービスは、だいたい開店から12時までやっています。

一般家庭の朝食

旅行中になかなか垣間見ることができない一般家庭の朝食の様子を紹介します。

幼稚園や学校の給食にも朝食があります。子どもの時から家で朝ご飯を食べるのではなく、起きて身支度をしたら幼稚園や学校へ行き、そこで朝ご飯を食べる習慣になっています。

そのため、大人になっても職場の食堂で朝ご飯を食べる人が多いです。そういう食堂で必ず出てくるのが、カーシャ(おかゆ)です。

日本のおかゆとまったく違います。ロシアのおかゆは、牛乳で煮て、場合によっては、砂糖も付け加えられます。

ロシアの朝ごはんって、何を食べているの?
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<お米のカーシャ/義母作>

お米のカーシャです。ロシアでもお米を食べるので、スーパーに売られています。

ロシアの朝ごはんって、何を食べているの?
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<オートミールのカーシャ/義母作>

最近、日本でもダイエット食品として注目されているオートミールを使ったカーシャです。

ロシアの朝ごはんって、何を食べているの?
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<マンナヤ・カーシャ/義母作>

マンナヤ・カーシャです。セモリナ粉を使って作り、離乳食にもなります。

ロシアの朝ごはんって、何を食べているの?
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<そばの実のカーシャ/筆者作>

そばの実のカーシャです。食物繊維が豊富です。日本にいた時は好きではなかったけれども、モスクワの風土がおいしくさせるのか、住むようになってから好きになりました。

ロシアの朝ごはんって、何を食べているの?
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<カボチャのカーシャ/義母作>

カボチャのカーシャです。

ロシアで売られているカボチャは、日本のカボチャと違い、ほくほくしていないものが多いです。そして、調理法もこのように違います。このほか、我が家では、トウモロコシの粉を使ったカーシャ、きびのカーシャなども食べます。

念のためにもう一度書きますが、カーシャは好き嫌いが分かれると思います。初めて食べるときは少量にし、気に入ればおかわりをするようにしてください。私は初めての朝食時に大盛にし、その後完食するのが大変でした。これが本場の味かと思いつつ食べました。

ロシアの朝ごはんって、何を食べているの?
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<義母作>

カーシャ以外に我が家でよく食べるのは、スィールニキというカッテージチーズのケーキです。

トヴォロク(カッテージチーズ)、小麦粉、卵、砂糖を混ぜ、フライパンで焼いたものです。サワークリームをのせて食べます。日本にある材料で作れますが、カッテージチーズが高いので豪華な朝食になります。これは甘いため、朝ご飯から甘いものを食べるのは苦手という方にはおすすめできません。

ロシアの朝ごはんって、何を食べているの?
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<義母作>

ブリヌイも我が家の朝食ではよく食べます。このように何枚も焼きます。

そして、我が家では、サワークリーム、ジャム、練乳などをブリヌイにのせて食べます。私は、練乳をのせたブリヌイが好きです。

ロシアの朝ごはんって、何を食べているの?
(画像=『たびこふれ』より 引用)

家庭によっては、イクラやキャビアをのせたり、サーモンや肉をのせたりもします。

ここまで紹介したのは伝統的なロシアの朝食ですが、最近はヨーロッパからコーンフレークのようなものも入ってきて、牛乳をかけて食べる場合もあります。手っ取り早く、目玉焼きやベーコンやハム、ウィンナーを焼いて食べる場合もあります。

まとめ

ロシアでの朝食のイメージはできたでしょうか?

私はカーシャが苦手で積極的に食べませんが、現地の味ですので、皆さん、ブッフェスタイルの朝食の時は少しだけ取って試してみるのもいいですよ。

文・写真・チェブラーシカ/提供元・たびこふれ

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