b-bee/iStock

美は、髪(神)との対話から始まる。外面美容法と内面美容法を統合、あなたが本来もつ美しさと魅力を引き出す画期的な「ビーワン」活用法とは?

「マザーアースと一つになる 水美容ピュアメソッド」(小川みどり 著)ヒカリランド

[本書の評価]★★★(70点)

【評価のレべリング】※ 標準点(合格点)を60点に設定。 ★★★★★「レベル5!家宝として置いておきたい本」90点~100点 ★★★★ 「レベル4!期待を大きく上回った本」80点~90点未満 ★★★  「レベル3!期待を裏切らない本」70点~80点未満 ★★   「レベル2!読んでも損は無い本」60点~70点未満 ★    「レベル1!評価が難しい本」50点~60点未満

心の状態が髪の艶に現れる

著者の美容室はマンツーマンで行うである。他に聞いている人もいないので誰にも話せないようなことをぽつりぽつりと口にするそうだ。

「美容師というのは人の後ろが『表舞台』なので、人からは見えない場所でお客さまの美を整えることが使命です。お客さまが鏡に映るご自身をご覧になって、髪と心が心地好く変化したら、不要となった荷物は置いて、新しい自分に出合えばいいのです」(著者)

「誰にも話さずに抱えてきた分、ひとりで視野が狭くなっていることもあります。話しなから、お客さまがご自身との対話を深め、新しい視点が生まれたり発見があるようです。心の内側は見た目にも影響します。くせ毛や髪がまとまらないといったお悩みをお持ちの方の中には、お手入れをいくらしても結果が出ないことがあります」(同)

心の中に抱えているモヤモヤがあると美髪から遠のいていくと著者は言います。

「外面からの相応しいアプローチで、内面に潤いを届けましょう。女性を見てきて感じるのは、自分の心に蓋をしている女性の多さ。渇望する命に光を与えるのは自分自身です。髪のコンディションから、心の内を知ることもできます。自分を知ると自己受容が起き、自分の深い内面と出会うことができるのです」(著者)

頭皮を清潔にしないといけない