家族や友人がライダー達を想う、その気持ちの「価値」は。
彼の家族は大反対。そんな中購入に至ったとのこと。過去に集中治療室に駆け付けたことのある奥様は呆れてものが言えないのだとか。ライダーであれば周囲から「事故らないで」「ケガしないで」と言われた経験があると思います。乗り手の気持ちとしては「はいはい」と考えてしまいますが、そこは正論と受け止めてください。人を思う気持ちはプレイスレスです。また乗ることに反対する意見に対しては「結果で示す」「安全運転できるライダー」である既成事実を作るほか手段はないように思いますが、一方では他者の気持ちを汲み取れるまで欲しがってはいけないこともあるのかもしれません。
バイクとの向き合い方
テクニックや走行原理を知ることはとても重要な事と考えます。余裕があればサーキット走行やライディングスクールを通じて「自分の限界」を知るのもいいかもしれません。「自分なんておこがましい」と思うからこそ、是非チャレンジしてみていただきたいのです。いわゆる「バケモノ」「ネジが飛んでいる」というプロの走りを、同じ路面で体感して「恥」をかくのもいいかもしれません。身の程を知ることで、一般道路の性質をより感じやすくなるのです。
まとめ
どんなに考えても、最適解が出せないバイクの安全性。
それを探し出す方法としては乗り手が常に冷静であり、常に安全な生活を考え続けることではないでしょうか。これまで培ってきた生活が「うたかた」の如く消えてしまわないよう、バイクとの向き合い方を身近な人やライダー同士で考える機会を作り「心のブレーキ」を感じる時間を過ごすのもいいかもしれません。