Bing対策の必要性

 では、ユーザはBingとグーグルを、どのように使い分ければよいのか。

「実際に2つを使ってみて、どちらの検索結果のほうが自身が求めている情報に近いのかを比較して、個々のユーザごとに判断すればよいでしょう」

 現在、企業にとってSEO対策といえばグーグル対策がメインだが、今後はBing対策にも力を入れるべきかのか。また、具体的には、どのようなことから着手すべきなのか。

「Bing対策も行っておくことに越したことはないですが、社内のリソース上の制約もあるため、各検索エンジンのシェアなどを考慮して社内リソースの割り当てを検討するかたちになるでしょう。もっとも、国内の市場シェアは依然としてグーグルが大きく、デジタルマーケティング戦略は検索連動型広告とセットで検討することが多いため、SEO対策としては現時点ではグーグル対策のほうに比重を置くかたちになるでしょう」

(協力=澤井貞夫/株式会社GxPマーケター兼コンテンツ ディレクター)

提供元・Business Journal

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