創業者のLeal Tian氏は熱狂的なSFファンで『銀河ヒッチハイク・ガイド』に登場する“バベルフィッシュ”(耳の中に入れると異星人の言葉を通訳してくれる魔法の生き物)にインスピレーションを受け、イヤホン型翻訳デバイスの開発に着手したという。

これまでTimekettleはスマホに装着するスマート翻訳機やイヤホン型の翻訳機などの製品を展開し、海外生活、旅行、多言語会議や教室、製造や物流など、さまざまなシーンにおける多言語コミュニケーションを支援してきた。今後も同社は“普遍的なコミュニケーションの自由の実現”に注力し、自然で効率的な言語間のやり取りを促進するために製品を継続的に強化していく方針だ。

(文・Haruka Isobe)