なぞり入力の入力方法

フリック入力が主流なのは日本だけなの? 英語入力に適した「なぞり入力」とは
(画像=『オトナライフ』より 引用)

なぞり入力では、入力したい単語のアルファベットをキーボード上で指でなぞるだけで入力できます。たとえば、「available」という単語を入力する場合、aから始めて、v、a、i、l、a、b、l、eと順に指を滑らせます。指を離すと、システムが「なぞり」の経路をもとに単語を予測し、画面に表示します。この方法により、スペースキーを押すことなく次の単語の入力に移行できます。

なぞり入力を訂正するには?

なぞり入力で誤った単語が入力された場合、訂正する方法は主に二つあります。一つ目は、キーボードの上部に表示される変換候補から正しい単語を選択することです。これにより、誤入力された単語が正しい単語に置き換わります。

二つ目は、削除キーを使用して誤った単語を削除し、再入力する方法です。この際、「単語単位で削除」機能を利用すると、一度のタップで単語全体を削除することが可能です。

フリック入力が主流なのは日本だけ?

先述した通り、フリック入力は日本語のかな入力に適した方法。画面上のキーをタップし、指をスライドさせることで文字を選択するため、効率的に日本語を入力できます。しかし、この入力方式は「日本で特に人気があるもの」と言えます。

たとえば日本と同じく漢字を用いる中国では、QWERTYキーボードでアルファベットを入力してから変換する「ピンイン入力」が大きなシェアを獲得しています。フリック入力のユーザーも一定数いますが、ピンイン入力の方がメインです。

ではなぜ、日本ではフリック入力が圧倒的に支持されているのでしょうか。仮説ですが、その理由には、日本語は「50音」で「あかさたなはまやらわ」で10列。つまり「あ」の変換候補が5つであることが挙げられるのではないでしょうか。

「あ」の変換候補が5つということは、フリックで一般的な「上・下・左・右・移動しない」という動きと変換がぴったりと一致します。つまりスマホにおけるカナ入力方法として、フリックは直感的で覚えやすいと言えるでしょう。

一方でこれほど母国語とフリック入力の相性がいい国は「日本」以外にあまりないとも言えるでしょう。ある意味「フリック入力が主流なのは日本だけ」と言えるかもしれませんね。

※サムネイル画像(Image:Aleksey H / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

【関連記事】
ドコモの「ahamo」がユーザー総取り! プラン乗り換え意向調査で見えた驚愕の真実
【Amazon】注文した商品が届かないときの対処法を解説!
COSTCO(コストコ)の会員はどれが一番お得? 種類によっては損する可能性も
コンビニで自動車税のキャッシュレス払い(クレカ・QRコード決済)はどの方法が一番お得?
PayPay(ペイペイ)に微妙に余っている残高を使い切るにはどうすればいいの!?