8月19日から電動マイクロモビリティシェアリングサービス「Lime(ライム)」の日本展開をスタートしたLime株式会社(以下、Lime)は、国内で初めて「電動シートボード」の提供も行っています。
9月6日のメディア向け試乗会で、同サービスが提供する電動キックボード「Lime S4.1」と電動シートボード「Lime S4.1 with seatkit」試乗を編集部員が体験してきました。
本記事では、サービス概要と合わせて試乗会レポートをお届けします。
安全面への取り組みは乗車前テストと「ヘルメットセルフィ」
Limeは、「最も重視しているのは安全に対する取り組み」と力説。
8月にサービス提供が開始した「Lime(ライム)でも、乗車前には利用者にアプリ上での交通ルールテストを受けてもらうことになり、これに全問正解する必要があります。例えば、インバウンド客が自国でテストに合格していても、日本で乗車する際には「日本の交通ルール」に基づいたテストを受けてからの利用となるとのことです。
また、特定小型原付はヘルメット着用が努力義務ですが、着用率向上への取り組みとして「ヘルメットセルフィ」という仕組みを採用しています。ヘルメットを着用した自分の写真をアプリを通じて送れば、料金10%割引などの特典が受けられるそうです。
そのほか、違反者に対する違約金・利用停止・退会措置や交通安全ワークショップの開催に向けて関係機関と調整中とのこと。
初心者にはちょっと難しい? Lime S4.1シリーズ試乗体験
さて、同日行われた試乗会では、今回開始したサービスで提供している電動キックボード「Lime S4.1」と電動シートボード「Lime S4.1 with seatkit」を実際に体験できました。
電動キックボードはいまやおなじみの電動マイクロモビリティですが、実は編集部員は今回が初体験。
どっちから乗るべきかと迷いながらも、まずは「電動シートボード」から試乗開始。