ソティリウ本人は2023年6月、キプロス国内ラジオ局『SPOR FM 95.0』のインタビューに応じた際、自身の去就について「(母国復帰の可能性については)今のところ、考えていないね。日本人はヨーロッパの選手を尊敬してくれるし、契約更新は間違いなく検討するよ。日本は興味深い国だしね」とコメント。「広島との契約は、まだ1年半残っている」と、契約期間が2024シーズン終了後までであることも明かしていた。

 ただコンディション不良による稼働率の低さに一部のファン・サポーターから不満の声が挙がっているほか、広島は2024年夏の移籍ウィンドウで元U21ドイツ代表MFトルガイ・アルスランとパシエンシアを獲得。パシエンシアとは1年半の契約を結んだとみられる。MFマルコス・ジュニオールなども含めて、広島が外国籍選手を6名も抱えていることを踏まえると、今後のパフォーマンス次第ではソティリウが今季終了後に契約満了で退団する可能性も考えられる。