過去にない猛暑となっている今夏、それでもシロギスの釣果は聞かれている。しかし、釣りに行くにはとにかく暑さ対策をしないと、どうにもならない。ビーチパラソルや空調服でも着ていないと、熱中症になってしまう。神奈川の湘南~西湘海岸でも釣れているが、とにかく日陰がないので、釣り場選択に苦労している。8月9日(金)、静岡・沼津の我入道海岸に釣行した。
●神奈川県のリアルタイム天気&風波情報
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)
我入道海岸で投げキス釣り
ここは、牛臥山が日差しを遮ってくれるので、11時くらいまでは直接日が当たらない。また、千本浜や島郷海岸とは違い、海水浴場になっていないので、この時期でも釣りが楽しめる。
情報によれば、例年より型のいいシロギスが上がっているようで期待がもてる。ただ、釣れる距離はピンポイントの近場らしい……。
我入道海岸ポイント略図(提供:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)
釣り開始
8時に釣り場到着。平日にも関わらず、何台もの車が停まっている。沖合には、手漕ぎボートも出艇していて、好調さを伺わせている。左端の岩の前が空いていたので、そこに釣り座を構える。エサはジャリメを使用。
1投目を4色へ投入、ゆっくり探るがアタリはない。1色に入った辺りから、小さな反応が連発したがハリ掛かりしない。
タックル図(提供:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)
ポイントは近めにある
巻き上げると、エサのタラシ部分だけを食われている。そこで、2投は2色へ投入。1色まで速めに巻いて、そのままステイさせてみると、はっきりしたブルルーというアタリ。13cmクラスのキスが釣れてきた。
やはり、情報通りポイントはごく近いようだ。3投目以降は、その1色からチカライトが見える辺りまでを、置き竿中心にして狙ってみる。
我入道海岸の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)