■佐藤選手が「ヘディング」

田尾氏は3回裏にフライを頭に当てた佐藤選手に「頭にコンと当てて。あんまり跳ねませんでしたね。ちょうど僕はコラボで、宇野勝さんとしゃべったばかり。後楽園球場のヘディング」と元中日・宇野勝氏のヘディングプレーに言及。

さらに「あのときの宇野さんのボールは思いっきり跳ねましたからね。ちょっとそれを思い出しました。このヘディング、エラーで流れに乗りそうな(先発の)西勇輝の投球が乱れることになるわけです」と語った。

これは1981年の8月26日に行われた巨人対中日戦で、宇野氏がフライをおでこに当て、跳ねたボールが外野を転々。ランナーがホームインした。このプレーは「珍プレーの元祖」として語られることが多い。田尾氏と同じく、佐藤選手のエラーを見て、宇野氏を思い出した人もいたようだ。