これに加えて、整備費用や代行手数料などがかかる場合がありますが、これらは任意の費用であり、法定費用には含まれません。法定費用は必ず支払わなければならないので、事前に予算を確保しておくことが重要です。
車検費用を抑える方法
自分で整備を行うことで整備費用を削減できますが、安全性を考慮してプロに依頼する方が安心です。車検費用を抑えるためには、事前に点検を行い、必要な整備を済ませておくことが重要です。また、車検場や整備工場を比較して、費用が安いところを選ぶことも有効です。
車検を受ける方法は2通り
二輪車の車検を受ける際には、「自分で検査を受ける」方法と「ショップに依頼する」方法の2つの選択肢があります。自分で陸運局に行き、直接車検を受ける方法を「ユーザー車検」と呼びます。自分で点検や整備を行い、検査ラインでの手続きを自ら行います。
もう一つの方法は、バイクショップ、ディーラー、または整備工場に車検を依頼する方法です。専門の整備士が点検・整備を行い、陸運局での車検手続きも代行してくれます。安心して任せられる上、不具合の発見や修理の対応も可能です。ただし整備費用、代行手数料などの追加費用が必要で、バイクを預ける期間も必要となります。
車検の予約方法
ディーラーや整備工場にお願いする場合は、電話やウェブサイトでお店に車検の依頼をします。ディーラーや整備工場が代行で車検を行ってくれるため、手続きが簡単です。予約日にはバイクを預けるか、持ち込みして整備工場で点検と整備が行われて、車検が実施されます。
ユーザー車検の場合は、自分で車検予約をオンラインや電話で行います。オンライン予約の場合、ウェブサイトから予約することができます。電話予約の場合、電話で予約を受け付けている車検場や整備工場に連絡する必要があります。必要な書類をすべて揃え、車両が検査に通る状態であることを確認しておきましょう。年度末や夏休みなど、繁忙期は予約が取りづらくなることがあるので、予約は早めに行うことをお勧めします。