忙しすぎても暇すぎても人間は不幸になる。ではどうしたらいいのか?筆者からの結論は「楽しく過ごせる暇人になれ」ということである。これだけでは意味がわからないだろう。詳しく解説したい。
結論、義務ではないが、生産性は必要とする類の活動をすればいい。たとえば記事を書いたり、YouTubeで動画を作る。テレビ番組ではないので、ネタがなければ無理に出す必要はない。出したい時、出せる時に出す気楽さがある。それでいて共感や応援の声が届くと毎日のハリになるし、見てくれている人の役に立つものを作ろうと楽しく頑張れる。
もちろん、クリエイティブが苦手な人もいるだろう。そこで代案としては「自作」にコミットするのだ。たとえば家庭菜園をして農薬を使わない健康野菜を自分で作る。料理も当然、自分で出汁取りから全部やる。これには手間はかかるし、体力も使う。でもだからこそヒマに効く薬になる。これは節約を目的とした活動ではなく、生産活動そのものを楽しむ目的で取り組むのだ。
また男性の場合は育児に対して仕事以上に本気になるのもいい。現在の自分はこの状態で、ほぼ家事の全て、勉強を教える、習い事のサポートを担当している。平日、土日もやることは無限大にあるので、ダラダラしていたら子供たちの寝る時間が遅くなってしまうのでテキパキと効率的に進める。膨大な家事がドンドン片付いていくのはとても楽しく、ネガティブなことなど考えるヒマはない。その上、大変いい運動になる。自分は育児にフルコミットしたくて、以前やっていた仕事を一部やめてしまったが、今は前以上に適度に忙しくそして毎日充実感がある。
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漠然とした不安があり、休日にふさぎ込むことが多い人に勧めたいのは「ネット情報を見ない」ということだ。ネットには胸糞悪い、不安を煽る情報で溢れている。でもリアルは違う。電車に乗って遠くに出かければキラキラと美しい自然が広がっている。ネットを使うと毎日、嫌でも目にする悪口、ケンカ、中傷、暴力はリアルにはない。だから暇つぶしはネットを使わず、リアルの世界を生きればいい。そして適度に忙しくなる活動をすれば不幸になるヒマがなくなるのでおすすめしたい。