マフラーは小型で断面が楕円のサイレンサーが装着されており、ノーマルながらもリプレイスを装着してチューニングを施したかのような印象を受ける。

車体(フレーム)

フレームはスチール製のトラス構造を採用し、見た目にも剛性感の高さを演出。ぶら下がる形で搭載されたエンジンも、フレームのようなストレスメンバーとしての役割を持たされていると思われる。

足回り

前後ともにワイヤースポークのホイールを採用。リムはアルミ製で、サイズはフロント、リアともに17インチ。タイヤサイズはフロント110/70-17、リア150/60-17で、ブロックパターンのラジアルタイヤを履く(チューブ式)。

サスペンションはフロントが倒立式テレスコピック、リアがモノショック式で、KTMのグループ企業であるWP社製をチョイス。 

ハンドルまわり・灯火類

ヘッドライトは丸型単眼スタイルで、厚みを抑えた設計。周囲がポジションランプ、上半分がロービーム、下半分がハイビームという配置。灯火類はすべてLEDを採用する。

ハンドルは幅広フラットバータイプで、絞り角がほとんどない。また、ストックの状態でブレースバーを搭載している。メーター類は単眼の液晶式で、スピードメーター、タコメーター、シフトポジションインジケーター、燃料計、時計などが表示される。

その他の装備&特徴

燃料タンクの上面には、専用タンクバックを搭載できるステーが最初から搭載されている。シートはフラットで比較的薄め。パッセンジャー用のグラブバーは日本仕様車用のためのスペックになっている。