そして、彼が最初の会見で、記者に掲げたのは経済学者ミルトン・フリードマンが1962年に書いた『資本主義と自由』だった。彼はそこに書かれていた政策を「公的年金の廃止」や「負の所得税」など10項目の公約にまとめ、実行するという。与野党の強い反発を受けながら、彼をキャプテンにした日本という巨大船はどこへ向かっていくのだろうか…