「大鉈を振るう」の由来
「大鉈を振るう」がどのようにして成立した表現なのかを見ていきましょう。
「大鉈」とはなんのこと?
「大鉈を振るう」の「大鉈」は、薪割りなどに使用する刃物のことです。
振り下ろすことで、丸太などを割るように斬ることができます。
その「大鉈(鉈)」を大きく振る様子から、「大鉈を振るう」という表現は生まれました。
「鉈を振るう」でも同じ意味
「大鉈」ではなく、「鉈を振るう」という表現がされる事もあります。
両者は同じ意味となります。
「大鉈」は大きな鉈もしくは鉈を大きく振りかぶる動作をあらわしているのに対して、「鉈」は道具自体を指しています。
どちらを使用しても問題ありませんが、思い切った決断ということを強調するなら「大鉈を振るう」が適しているといえます。