思い切った決断をすることをあらわす「大鉈を振るう」。
この「大鉈」とは、何をあらわしているのでしょうか。

ここでは、「大鉈を振るう」の意味や由来、類義語について解説します。

「大鉈を振るう」とは

「大鉈を振るう」とはどんな意味?「大鉈」とはなんのこと?
(画像=『FUNDO』より引用)

まずは、「大鉈を振るう」の意味を解説します。

大鉈を振るうの意味

「大鉈を振るう」は、思い切って行動することを意味します。
大胆な決断をする際にも「大鉈を振るう」と表現されます。

ビジネスの世界では、予算の削減や人員の削減などネガティブな要素を含む際に使用される言葉となっています。

大鉈を振るうの用い方・例文

「大鉈を振るう」は、思い切って何かを削る際に使用します。

・例文1:苦肉の策だが組織存続のために大鉈を振るうしかない。
・例文2:新しい校長は、学校の古い慣習に大鉈を振るって改革を進めた。
・例文3:市長は、組織改革に大鉈を振るい、無駄を徹底的に排除した。

なにかを単純に削るのではなく、負担のかかっている部分から思い切って削るといった意味合いが込められています。