株式会社マイナビが運営する農業総合情報サイト『マイナビ農業』は、ノウタス株式会社、株式会社ココトモファーム、農業法人アグベル株式会社と共同で、規格外のぶどうを活用したグルテンフリーのバウムクーヘンを製造・販売します。

株式会社ココトモファームのオンラインショップで8月23日から予約受付を開始していたといい、9月23日からは同社の実店舗でも購入できるそうです。

この取り組みは、フードロス削減と持続可能な農業の実現を目指すもの。味には問題ない、着色不良や傷などを理由に廃棄される規格外ぶどうに新たな価値を見出します。

「もっと無駄なく」に共感した4社がコラボ

今回のコラボレーションは、「ぶどうをもっと無駄なく楽しんでほしい」という共通の想いから実現したものだそうです。

アグベル株式会社が生産するぶどうで、規格外となったものを株式会社マイナビが仕入れます。そのぶどうを原材料としたバウムクーヘン製造を株式会社ココトモファームが担当。

ノウタス株式会社は、同社のプロジェクト「パープルM」を通じて、商品企画に協力しているそうです。

ぶどうの風味を生かしつつ見た目にもこだわったというバウムクーヘン。試食と議論を重ね、プロジェクトメンバー全員が納得のいくクオリティを実現したといいます。

フードロス削減だけでなく、持続可能な農業の実現と、より多くの人にぶどうを楽しんでほしいという願いが込められているのだそうです。

プロジェクト「パープルM」とは

パープルMは、「ぶどうをもっと楽しく、もっとおいしく、もっと身近に、もっと無駄なく」という願いを込めて発足したというプロジェクトです。

タレントの村上信五さんがパーソナリティを務める経済ラジオ番組『村上信五くんと経済クン』(文化放送)に髙橋明久さん(ノウタス株式会社代表取締役会長)がゲスト出演した際、意気投合したことがきっかけで始動したそうです。