都内在住の0歳~18歳に毎月5,000円が支給される「東京都の018サポート」という制度があること、ご存知でしょうか?

また、子供が中学校を卒業するまで1人当たり、約200万円の児童手当が支給されることをご存じでしょうか?

リモートが定着した現代、子供を学校にしっかりと通わせているだけでえらいと思います。今回はそんな、頑張るお母さん、お父さんがしっかりと受け取るべき給付金を紹介。

税金の徴収と異なり、給付金のことについて、国は声高に教えてくれません。

知らないと損することもあるので、押さえてください。

1出産時に50万もらえる「出産育児一時金」

出産時には、健康保険から1児につき50万円の出産育児一時金が支給されます。多胎児を出産したときは胎児数分支給(双子なら2倍)になります。

「直接支払制度」を利用すれば、健康保険から産院に分娩費や入院費を直接支払ってもらえるので、会計時に大きなお金を用意する必要はありません。

2 ついに高校生までもらえるように!「児童手当・特例給付」所得制限も撤廃

子供が中学校を卒業するまで1人当たり、約200万円の児童手当が支給されます。さらに2024年12月支給分より、児童手当の受給期間が0歳〜高校生までに変更される予定です。それだけではなく、所得制限も撤廃されるので、現行の制度で所得制限に引っかかっている家庭も満額支給されるようになります。

支給金額は下記のとおりです。

子供の年齢 支給金額
0歳~3歳未満 1万5,000円(一律)
3歳~小学校修了前 1万円(第3子以降は1万5,000円)
中学生 1万円(一律)

児童手当を受け取るためには、子供が生まれたらすぐに、役所で手続きを行う必要があります。

なお、現行では、児童手当には所得制限があり、目安として年収960万円を超えると児童手当ではなく特例給付(一律5,000円)の支給になり、年収1,200万円を超えると特例給付もなくなります。

3ひとり親世帯に支給される「児童扶養手当」