■高校球児の対策にも

番組によると、熱中症の予防として、冷やすとよいのが「手のひら」だという。

手のひらには、動脈と静脈をつなぐ「AVA」という血管があり、体温が上がるとこの血管が開いて多くの血液が流れ、熱を逃がす仕組みになっている。そのため、手のひらを冷やすことで、冷えた血液が全身にめぐり、体温を下げやすくなるとのこと。この方法は、夏の甲子園でも高校球児の暑さ対策として取り入れられている。