著者はサルコペニアやフレイル、骨粗鬆症などの言葉が気になるお年頃…。学生時代はずっと体育会系で自信があった体力も筋力も、年々落ちていくことを実感しています。

このままではマズイと思い、筋力低下を防いでかつ落ちた分を取り戻すために自宅での筋トレを習慣にしました。

握力の強さは寿命と関係する!?

家トレで最初に取り入れたトレーニングの1つが、握力強化。

「なぜ握力?」と疑問に思われた方、実は握力と長寿には関係があるとのことなのです。

過去の筋トレ記事や運動の習慣化記事でもお伝えしましたが、ミシガン大学の研究によると、驚くべきことに握力が弱いグループは、強いグループと比較して短命である確率が50%も高いことが判明しました。

たしかに、考えてみると握力が低下すると日常生活にいろいろ支障はありそうです。

ペットボトルやビンを開けたり、蛇口をひねったりするのもつらくなりますし、バスや電車で揺れたときにつり革や手すりをしっかり握れなければ、転倒などの可能性も高まります。