【拝啓、徳島より32】「キャンプ場が作った外飯用スパイス」「肉屋が作ったバーベキュースパイス」など、アウトドア専用のスパイスが人気です。一本あれば味がビシッと決まるので、キャンプだけではなく日常使いにも大好評。実際に使ってみると、その使い勝手の良さにハマる人が続出しています。今回は数あるキャンプスパイスの中から、王道・大人気の4商品をピックアップして、使用感やおすすめレシピをお伝えします。
王道のキャンプスパイス4つ
キャンプスパイスとは、その名の通りアウトドアで使うことをメインに作られたスパイス調味料のこと。バーベキューやグリル料理、炒め物など、アウトドア料理全般に使いやすいように、さまざまなスパイスをブレンドしています。アウトドアクッキングを簡単によりおいしくするための便利なアイテムです。
今回ピックアップしたのはキャンプスパイスの中でも特に人気の4商品。それぞれの特徴をご紹介しましょう。
「アウトドアスパイス ほりにし」
「アウトドアスパイス ほりにし」は、和歌山県にあるアウトドアショップが作ったキャンプスパイスで、多くのキャンパーに愛用されている大人気商品です。
バーベキューやステーキ、焼き野菜などに使える超万能スパイスで、ガーリックやペッパー、オニオン、バジルほか、スパイスをバランスよく配合しています。
お肉料理に大人気「マキシム」
「中村食肉 魔法のスパイス マキシマム」は、宮崎県のお肉屋さんが製造・販売しているスパイス調味料です。
塩、胡椒、ガーリック、ナツメグなど複数のスパイスを配合しており、特に肉料理との相性が抜群。これひとつでしっかり味が決まる、まさに「魔法のスパイス」です。
「黒瀬のスパイス」はスモーキーさが特徴
「かしわ屋くろせ黒瀬食鳥 黒瀬のスパイス」は、福岡県の鶏肉専門店「かしわ屋くろせ」が販売するスパイスです。
ローストガーリックやスモーキーな風味が特徴で、肉料理に深い味わいをもたらします。アウトドアでも家庭でもどんなシーンでも大活躍する万能スパイスです。
名前も印象的な「やべぇ旨いスパイス」
「やべぇ旨いスパイス」は、インスタフォロワー109万人を誇る料理人が作った超話題のスパイスです。
ネット販売後、即売り切れになるほどの大人気。肉料理だけでなく、パスタやカレーなど、さまざまなお家ご飯で使える汎用性の広さが魅力です。
味の違いは?実際に食べ比べてみた
各ブランドにこだわりがあり、個性豊かな味と風味が楽しめるキャンプスパイス。どんな味の違いがあるのか、4つのスパイスを使い比べてみました。
抜群の安定感「ほりにし」
4つのスパイスの中で一番、バランスが良く、どんな料理、どんな使い方にも合うと感じたのが「ほりにし」です。
他の3つと比べるといい意味でしょっぱさ(味の濃さ)が抑えられているので、バーベキューで焼いた肉をそのままつけて食べてもいいし、料理のアクセントに加えてもいい感じ。風味は豊かですが、主張しすぎることがないので、どんな食材も邪魔しません。
肉以外でも、ジャガイモやキャベツにささっとかけるだけでも、驚くほどおいしかったです。初心者には一番使いやすいスパイスではないでしょうか。
塊肉のアメリカンなバーベキューに合いそう「マキシマム」「黒瀬のスパイス」
「マキシム」と「黒瀬のスパイス」は塩っけとペッパー感が強い印象です。
薄切り肉よりかは、分厚いステーキや塊のお肉に合いそうな感じ。大きな牛肉にしっかりと馴染ませて、ゆっくりじっくり炭火で焼き上げるととっておいしそうです。
マキシムはクミンの香りが強いのでより“スパイス感”が好きな人におすすめ。黒瀬のスパイスはペッパーの爽快感が特徴で、お肉のほか魚とも相性抜群でした。
「やべぇ旨いスパイス」は家族みんなが好きな味
「やべぇ旨いスパイス」は実際に使ってみて、そのネーミングの的確さがわかります。一口食べて、まさに「やべぇ、旨い!」の一言が出ます。他の3つと違って、料理の味の主役になれる調味料です。
亀田製菓のせんべい「ハッピーターン」の粉の味が好きな人も多いと思いますが、まさにそんな感じ。やべぇ旨いスパイスの味が好き。“やべぇ旨いスパイス味”の肉やポテト、唐揚げが食べたい。悪魔的とも言いますか、中毒性があると言いますが、「これさえあれば他のどんな調味料もいらない」と本気で思うほど、超主役級の一級品スパイスです。