伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』の第23週の放送がスタート。物語が残すところあと1ヶ月となるなか、登場人物たちの“老い”も見え始め、Xではさまざまな声があがっている。

■雲野が急死、百合に認知症の兆候

第23週の始まりとなったこの日は、「原爆裁判」の準備に取り組んできた弁護士の雲野(塚地武雅)が倒れて帰らぬ人に。

猪爪家に寿司を届けた道男(和田庵)は、魚の仕入れや握りまで任されていることを話すが、笹山(田中要次)の様子を聞かれると浮かない表情で言葉を濁す。

星家では、寅子(伊藤)が更年期のホットフラッシュのような症状で、11月にもかかわらず「暑い」と仰ぐ様子が。百合(余貴美子)は、のどか(尾碕真花)の名前が出てこず、認知能力の衰えにショックを受ける。

原爆裁判の第1回口頭弁論が始まると、誰もいない傍聴席に記者の竹中(高橋努)が杖をついて現れ、寅子を驚かせた。