自民党の総裁選に立候補を表明している小林鷹之前経済安保担当大臣は講演で、若い世代の所得向上のために社会保険料の負担軽減が必要だと述べました。小林氏は所得の伸び率よりも社会保険料の負担が増えている現状を指摘し、健康保険の利用が少ない人の保険料を引き下げることを検討するとしました。

小林鷹之氏SNSより

河野太郎氏につづいて課題として取り上げられましたが保険料を下げる財源をどこから出すかという問題が残されます。

財源確保のためには予防医療を重視し、健康寿命を延ばして医療・介護費用の削減を図ることを提案していますが、この認識で膨らんだ期待がしぼんでしまいました。