それでも何とか引き抜きタモに入れるが、体勢が崩れてタモからアユが脱走。良型だったので残念だ。
入れ掛かりタイム突入
しかし落ち込む間もなく、出し掛かりの入れ掛かりが始まった。荒瀬の中のアユは高活性で、オトリを入れるとすぐに反応が出る。そしてほとんど背掛かりで釣れてくる。サイズも良く18~23cm。ほとんど20cmクラスだ。夢中で釣ったが、さすが昼前には平均サイズが落ちてきたので、いったんオトリ店で昼食とした。
午前中は49匹の釣果。午後から風が強くなって釣りにくくなり、手尻を短くして対応した。まずは午前中サオを出していない荒瀬の上流にある深瀬。誰もやっていないので、入れ掛かりと思いきやポツポツと6匹ほど。
坂東島で釣れた23cm(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)
77匹の大漁を達成
オトリ店前右岸の瀬を釣り下る。開始早々良い感じで釣れるが、やはり小ぶりが多い。15~18cmが中心。午前中やっていた荒瀬下流の深瀬を探ると、ドーンドーンと良型がヒットするが単発だ。
そのまま釣り下り、岩盤の深場に来た。下流には大淵がある。いかにも夕方入れ掛かりになりそうな感じ。期待を込めてオトリを沈めると。強烈なアタリで目印が下流へ走る。オトリを沈めると素直に掛かり、入れ掛かりが止まらないがキリがないので、午後4時に納竿。23cm頭に77匹と大満足の釣果になった。
坂東島での釣果は23cm頭に77匹(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)
<週刊つりニュース中部版APC・松森渉/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年8月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。