■臭み抜きはお湯で
長ねぎとにんにくはみじん切りにしておく。こんにゃくは独特の臭みがあり、一般的に調理する前にゆがくことが多いが、リュウジ氏によると「40度程度の水道水で表面を洗えば大丈夫」とのこと。
記者は今回あく抜き不要のこんにゃくを使ったが、普通のこんにゃくの場合は、お湯で洗い流して臭みを取ろう。
洗ったこんにゃくは、スプーンなどを使ってひと口大にちぎっていく。「このやり方でこんにゃくをカットすると断面がギザギザになって味がよく絡む」とリュウジ氏は言う。
フライパンに大さじ半分くらいの油を入れて、こんにゃく、鶏がらスープの素小さじ1半を入れて、強火で水分を飛ばすように炒めていく。
こんにゃくから泡が出てきて、周りに少し焼き色のような焦げ目がついてきたら、こんにゃくに味が入ったというサイン。にんにくとごま油小さじ1半、黒こしょうを加えて軽く炒める。
最後に長ねぎを投入。さっと火が通ったらお皿に盛り付けて完成だ。お好みでアジシオを振って食べよう。