日中のうだるような暑さ、そして夜の寝苦しさ。皆さんは、どうお過ごしだろう。私は暑さ対策をして昼夜問わず釣りに出掛けている。7月は観測史上最高の平均気温だったらしく、8月に入ってからも連日の猛暑日。とても釣りに出掛ける気分にならないだろうが、行きたいという気持ちは一緒のはず。少しでも暑さから逃れられる夜の情報を提供しようと思い、今回は8月4日木曽川(愛知県愛西市・立田上流)の夜釣りを紹介する。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・桑山卓久)

木曽川での夜釣りで65cmウナギをキャッチ【愛知】立田上流エリアでヒット

立田上流エリアで夜釣り

この時期の立田上流の夜の対象魚はウナギやセイゴなどだ。午後7時すぎに仕事を終え、立田上流へ向かう。目的ポイントにはすでに釣り人がいたため、そこからさらに上流へ移動する。立田のかなり上流で、周辺にヨシや石組みのあるうっそうとしたポイントのためか誰もいなかった。

この日は午後8時すぎの満潮。ウナギやセイゴを狙うにはもってこいの潮時間だ。下げの時合いを逃すまいと早速準備に取り掛かる。投げザオ3.9m、通しテンビンにオモリ25号、岬オリジナル仕掛け(セイゴバリ15号)だ。サオは2本。エサは、アオイソメと大黒ミミズを持ってきた。

セイゴや本命のウナギを手中

まずは沖めの流芯にアオイソメの房掛け、手前の石組みに隣接するカケアガリに大黒ミミズを付けた仕掛けを投入する。すると開始早々沖めのサオ先に軽快なアタリ。上がってきたのは元気いっぱいのセイゴ28cm。ハリをのみ込まれていなかったのでリリースする。

その直後にも沖めのサオに軽快なアタリがあり30cm級が掛かる。セイゴクラスの群れが回っているようだ。手前のサオは目立ったアタリこそないが、エサにはかじられたような痕がある。

満潮止まりになるとアタリは止まる。そして潮が下げ始めて30分ほどで手前のサオに軽快なアタリ。上がってきたのは本日最初のウナギ45cm。これも今後の成長を祈ってリリースする。

ヒットするが大物が掛からない