とはいえレンジに入ればコンスタントにアタリは出る。ここで仲間の中川君も合流するが、流されるラインの処理に苦戦している。
居残りの良型もまだまだ回遊中
そんな時、私に居残りの20cm級がヒット。群れが回ってきたようで、ここから良型が交じり始める。苦戦中の中川君も、ヒットしたピンスポットにキャストすると即ヒット。
ただ、レンジもパターンも豆アジと同じなので、釣り分けができない。しかも、遭遇できるかどうかは運次第。良型の群れは30分ほどで移動してしまい、再び豆アジの時間となった。
中川さん居残りの良型をキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
上げ潮で豆アジの活性がアップ
当日は若潮で干満こそほとんどなかったが、それでも上げに入ると潮が逆方向に流れ始めた。こうなると潮と風が逆になり、イトフケの処理が余計に難しくなる。ところが、この流れで豆アジの活性がアップ。10時に切り上げるつもりが、帰れなくなってしまった。
極小リグを丸のみ(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
最終釣果
その後もアタリは続き、中川君もヒット連発。楽しい時間はまだまだ続きそうだったが、後ろ髪を引かれながら10時半に終了とした。釣果は豆アジ21匹と20cm級5匹の計26匹。
今回使用したジグヘッドは全てタングステン。その最大のメリットは、ヘッド部分が小さいことだ。わずかな違いだが豆アジの場合、口に入るか入らないか、という決定的な違いとなる。
居残りの20cm級もまだまだ狙える(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>