■災害が起きる前にできること

首相官邸の公式HP内「災害が起きる前にできること」では、家具類をしっかりと壁に固定すること、寝室や子供部屋にはできるだけ背の高い家具を置かないようにするなど、家の中での怪我や死亡の原因にもなる家具の転倒を防止することの必要性が呼びかけられている。

さらに、電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、食料・飲料・生活必需品などの備蓄の例も紹介。飲料水(1人1日3リットルが目安)、アルファ米などのすぐに食べられる米、ビスケットやチョコレート、乾パンなどの非常食は最低でも3日分、大規模災害を想定するならば1週間分備蓄しておくのが望ましいようだ。

また、下着などの衣類に加え、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、マッチ、ろうそく、カセットコンロなども備えておくと安心だ。また最近では、ポータブル電源を備えている人もおり、もしものときの電源確保も課題になる。