ワニの寿命を知っていますか?100年以上生きるって本当?インドでは推定130歳の野生のワニの葬儀も行われていた
(画像=『FUNDO』より引用)

世界最強の顎の力を持つと言われ、一度噛んだ獲物は離さず、自分の体を回転させて肉を食いちぎる様は、「狂暴」そのものです。
少し前にSNSで話題になった漫画の主人公にもなっていたワニですが、実は長寿であると言われています。

目次
ワニとは
3科が存在
気になるワニの寿命は?
なぜ謎が多い?
推定130歳のワニの葬式
ワニは生きている間成長し続ける?
まとめ

ワニとは

ワニの寿命を知っていますか?100年以上生きるって本当?インドでは推定130歳の野生のワニの葬儀も行われていた
(画像=『FUNDO』より引用)

ワニは爬虫類の中でも最も大きく、肉食性であり、陸でも水中でも生活しています。
熱帯から亜熱帯にかけ23種が分布していて、淡水域と一部の海域に生息していますが、水場から遠くへは離れません。

食べ物は魚類や哺乳類、甲殻類など捕食対象は豊富です。
実は石も食べるってご存知ですか?胃の中で肉の消化を補助する為と、水中で体重を調整するために食べるんだそうです。
食べた石は消化器官である砂嚢(さのう)に蓄えられるそうです。

基本は動かないでエネルギーの消耗を抑えていて、一度満腹になると数カ月の食事の必要がない、こういった理由ワニが生存してきたともいわれています。

体も大きく、大型だと1トンを超える個体もあり、陸では鈍足だと思いがちですが、短距離であれば人よりも速く走れたり、身体能力も低くはありません。

3科が存在

顎の強さに加え、身体能力にも恵まれているワニですが、全て正鰐亜目に属し、現生ではアリゲーター科、クロコダイル科、ガビアル科の3科に分けられる場合が多いです。
中でもガビアル科は、インドガビアルの一種のみで構成しています。

単に「ガビアル」とも呼ばれるインドガビアルは口元が細長く、細く鋭い歯を持ち、ワニの中で最も歯の本数が多いです。

しかしガビアルは、クロコダイルと近縁であるため、クロコダイル科に含まれる説もあります。

因みに、クロコダイルとアリゲーターはよく聞く名前ですが、見分け方をご存知でしょうか?

いくつか見分ける方法はあるのですが、口の特徴が違います。

口が細長く尖っているのがクロコダイル

ワニの寿命を知っていますか?100年以上生きるって本当?インドでは推定130歳の野生のワニの葬儀も行われていた
(画像=『FUNDO』より引用)

出典:Wikipedia(@Tomás Castelazo)
口が丸みを帯びているのがアリゲーターです

ワニの寿命を知っていますか?100年以上生きるって本当?インドでは推定130歳の野生のワニの葬儀も行われていた
(画像=『FUNDO』より引用)

出典:Wikipedia(@J. Patrick Fischer)
他に、歩くとわかりやすく、クロコダイルは体を持ち上げて歩きますが、アリゲーターはお腹を擦りながら歩きます。

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ワニは英語で「アリゲーター」「クロコダイル」だけど2種類の違いは?