現代の企業は効率的な成長を求められる一方で、同時に高い収益性と成長性も求められています。仮説検証による実験はそのための基本です。大規模な投資のリスクを低減し悪いアイデアを早期に排除することで、信頼に裏付けられた革新を経営者にもたらすことができるのです。
先進企業を支える次世代の実験プラットフォーム
Inventaは、ラテンアメリカでオンライン卸売市場を運営している。Daniel McAuley氏はInventaのデータ責任者として、25人のデータエンジニアリング、データサイエンス、データアナリティクスチームを統括している。同チームは、出荷するすべての変更について仮説検証型の実験をおこなう。この実験は出荷コストや出荷スケジュールの予測から、検索結果のランキング、見積もり作成の自動化まで、多岐にわたる活動を網羅している。
信頼性とデータウェアハウスへの対応を理由としてEppoを選んだMcAuley氏は、Eppoによって60%の実験時間を節約し、1実験あたり10時間以上の節約ができたとしたうえで、このように述べる。
Eppoの緻密な統計機能と診断機能は、統計的仮定とデータ品質に対する信頼を高めるために、私たちがまさに必要としていたものでした。
Eppoのおかげで高品質な実験を簡単におこなうことができるようになりました。どのモデルのどの変更が機能しているのか、そして機能していないのかを迅速に学んでいます。これによりCEOや財務責任者に対して、機械学習やAI活用に投資している時間とリソースの正当化が容易になりました。
(文・五条むい)