夏休み真っ只中。これからのシーズンは帰省や家族旅行など車で出かける人々が増えるため、高速道路では渋滞にハマりやすいなんて困り事も…。

30日放送の『あさイチ』(NHK)にて、「渋滞のときに一番早く進む車線」について調査結果をもとに紹介された。

■渋滞が発生する原因

3車線ある高速道路の場合、一番右側は「追越車線」となり、無理のない範囲での車の追い越しが認められている。

渋滞の際、焦って右側に車線変更をしてしまうことがあるが、この行動は渋滞を悪化させてしまう可能性がある、と渋滞学を研究している東京大学教授の西成活裕氏は指摘。

渋滞が発生する原因は、車線変更によって後方の車がブレーキを踏むため「連鎖がどんどん続いて渋滞がひどくなる」と説明する。また渋滞から早く抜けたいとの焦りから、追い越し車線に車が集中しやすいとのこと。