チョロバイは、初期型のメタリックライトカッパーブラウン×メタリックエクルーシルバーをモデル化しています。茶系のスーパースポーツは珍しく、隼のアイコン的カラーリングでしたが人気はイマイチだったのか、以降採用されることはありませんでした。バードウォッチャーとしては、猛禽類らしくていいと思うんですけどね~♪
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毎年8月には、鳥取県八頭郡八頭町にある若桜鉄道若桜線の「隼駅」でオーナーズミーティングが開かれています。スズキがバックアップし、街をあげてのイベントに発展して盛り上がっています。バイクは記号のような車名が多いので、日本語の名前はバイクに興味がない人にも親しみが湧きますね。
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スズキのチョロバイの紹介は以上です。様々なメーカーのモデルがチョロバイ化されていますが、スズキはたったの5種類のみ。しかも「バイクブーム聡明期を駆け抜けた個性派!激烈チョロバイ伝説」で、1984年の復刻モデル3台(GSX750Sカタナ、RG-Γ、RH250)を紹介しているので、新しく紹介できるのは2台と言うありさまです。これでは記事になりませんので、独断で「チョロバイ化してほしかったモデル」を選びました。
ハンス・ムートをオマージュ「GSX750S カタナ」
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ハンス・ムートの事務所がデザインしたカタナのオマージュを受けてスズキ社内でデザインしました。スズキは軽自動車を主軸とするため、ホンダのようなスポーツカーを販売していません。そのうっぷんを晴らすかのように、バイクで唯一、スポーツカーの証と言えるリトラクタブルライトを採用しています。当時は「まがいもん」「ぱっちもん」的に扱われていましたが、今見ると悪くないと思いませんか?
ハイセンスなデザインが魅力「バンデッド250」
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