■「スコールの多い東南アジアで…」
環境への配慮はもちろん、靴としての強度、ビジネス・カジュアル両方に合わせやすいデザインなど、あらゆる面で優れた「ウールエコシューズ」。特に、強度に関しては力を入れたようだ。
![AOKIで見つけたシューズ、原材料に目を疑う… 「開発エピソード」に思わず感動](https://cdn.moneytimes.jp/800/533/dbdMmVgdLBaBzlTELvmlDCMIBQZOvVKm/0658b3de-104b-427b-813b-d6b2dab9103e.jpg)
(画像=『Sirabee』より引用)
広報担当者からは、「開発担当者が実際に靴を履き、15回ほど海外に行っています。特に、スコールの多い東南アジアを中心に半年ほど履きました。天候に関わらず、1日中履いてライフテストを重ねました」という回答が寄せられており、開発担当者の熱い思いが窺える。
![AOKIで見つけたシューズ、原材料に目を疑う… 「開発エピソード」に思わず感動](https://cdn.moneytimes.jp/800/532/sEIxlcIYoadauCEDgvNcFClPMGGmjadK/e938dee0-ee17-4842-a8a8-4777edbcc14c.jpg)
(画像=『Sirabee』より引用)
試し履きしたシューズはすでに最終形に近いものだったが、商品として世に出すため、念入りに確認したという。
最後に、今後の展望を尋ねると、広報担当者は、「生地を安定的に供給できる環境を整備したいです。現在のウールエコシューズは色を染めず、回収したスーツや礼服そのままの黒色になっています。色を染める際は熱を与えて負荷がかかるため、糸の強度が落ちてしまいます。今後は、いかに安定して色を作っていくかが課題だと感じております。そこをクリアしてから次のステップに進みたいと思います」と力強く話す。
「ウールエコシューズ」はまだまだ進化する可能性を秘めている。