■言葉を聞くだけでなく心も感じる
またサイモンさんによると、食事中に携帯電話をテーブルに置いておくだけで、無意識に同席している人に対し「あなたは今、一番大切な存在ではありません」というメッセージを発していることになるという。
たとえ携帯電話を伏せて置いたとしても、与える印象は変わらない。最善の方法は機内モードに設定し、バッグの中など携帯電話を同席相手から見えない場所に置くことだ。
サイモンさんは「これが人と向き合う時の方法です。全ての注意を相手に注ぐのです」と語る。なぜなら私たちは相手の言葉を聞くだけではなく、心をも感じ取ろうとするからだというのだ。