LXMEアプリでは担保不要の個人向けローンも利用できる。アプリで24時間申請可能な利便性と、いわゆる「隠れた料金 (hidden charge)」が一切ない透明性をアピールしている。
『2万5,000~50万ルピア、最短2分』という手軽さで、専業主婦を含めニーズが異なるさまざまな女性ユーザーにカスタマイズされた個人向けローンとなっている。ただし、FQAに記載された利用条件は「満21歳以上でインド国籍およびインド国内の銀行口座を持つ女性で、月1万8,000ルピー以上の収入があること」だ。
cleartaxの2024年調査によると、インド女性の平均年収は151万6,296ルピー(月収12万6,357ルピー)。銀行口座保有も必須条件であることから、利用のハードルは決して低くはない。個人向けローンを利用できるのは平均年収以上の女性となる。一方で、LXMEは女性に対する収益向上プログラムと銘打った在宅パートタイムの求人紹介事業も行っている。このプログラムを利用すれば、月に最大6万ルピーの収入を得られるという。
専門家とのマンツーマンセッションは30分無料
そのほか、LXMEは最低5,000ルピーから利用できる定期預金や、アカウントと紐付けして買い物に利用できる「Dream Card」も用意している。タッチ決済が可能なプリペイドカードで、大学生を含めた若い世代をエンパワーし、浪費を抑えて賢い財政管理を実現する。
より注目すべきは、「女性の金融リテラシーの向上」を目的としたサービスだろう。5万人以上が登録しているLXMEコミュニティでユーザー同士の交流が可能なほか、クイズやゲーム形式で金融の基礎を学ぶことができ、投資について専門家に直接相談できる「1:1 Money Sessions」は30分間無料となっている。
単なる金融商品にとどまらず、女性が金融リテラシーを一層高める機会の提供を目指すLXME Money。