「チョイ飲み」使いがおすすめ?

 外食チェーン関係者はいう。

「かつて餃子1人前が100円台で食べられた時代の記憶が残っている人にとっては、現在の341円という価格を高いと感じるかもしれない。まずセットメニューについていえば、餃子とライスとスープだけで1000円を超えるというのは、高いと受け止められても仕方がない水準でしょう。スーパーで餃子とレトルトご飯を買えば500円くらいなので、『だったら自宅で食べる』となる人もいるでしょう。とはいえ、特に『炒飯セット』『天津飯セット』は餃子と鶏の唐揚げに炒飯か天津飯がついてこの価格というのは、若干の割高感があるものの“今すぐガッツリ中華を食らいたい”という客にはなかなか魅力的なメニュー構成かつボリュームでもあり、ギリギリ許容範囲といえます。ただ、安いからと考えて頻繁に通えば、セットに加えドリンクも注文すれば一食1500円くらいになってしまうし、餃子プラス1~2品とドリンクでも軽く1000円は超えるので、思いのほか一月当たりのトータルでの出費は高くなります。

 一方、『数人でご飯も食べながらチョイ飲み』という使い方を想定すると、『餃子の王将』は非常に魅力的な存在になってきます。たとえば4人で一人あたり生ビール2杯を注文し、みんなで餃子2人前、一品料理を4品くらいをシェアした場合、一人当たりの会計は2000円にも満たない。さくっと1時間飲んで食べてお腹いっぱいになると考えれば、非常にアリといえるでしょう」

(文=Business Journal編集部)

提供元・Business Journal

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