それから同クラスが連チャンで、浦部君もすぐにエギングロッドからスピニングタックルのロックフィッシュ狙いのロッドに持ち替える。
シンカーは14g前後がいいかもと伝えて狙うとすぐにヒット。それから、キャスト、アタリ、やり取り(ゴリ巻き)ぶり上げと「たまらん面白いです」。アカハタは釣れなかったが、デカいアラカブが連チャンでヒット。
9時の弁当便の瀬替わり時間までがあっという間で30cmクラスのアラカブがスカリに20尾くらい入った。
30cm級アカハタを手中
次に向かった瀬は船長と相談してケナシへ。ここへは何度も上がったことがあり、またクロ釣りで上がることが多いので浦部君に根の位置や狙う場所をアドバイス。裏はアオリイカも狙えるからと告げ、パラソルを立てて休憩がてらトンカツ弁当を食べる。
裏ではエギングが不発のようで、2人でロックフィッシュを狙う。14gのタングステンシンカーにワームは日中に効くホロオレンジカラーでキャスト。小さめのリフト&フォールで狙っているとワームが着底間際にコツンと小さなアタリ。
大きくアワセを入れると先ほどまでのアラカブの引きとは違い、顔を上に向けない泳ぎや頭を振る泳ぎ、この強い引きは間違いないアカハタだ。30cmクラスとサイズ的にはそれほどでもないが、この引き味がたまらない。
数釣りを楽しめた
それからケナシの磯をランガンスタイルで釣り歩き、30cmクラスのオニカサゴ4尾はリリースしながらアカハタをキープ。浦部君もアカハタを4尾釣り上げることに成功し、アカハタのオレンジに光った魚体の美しさに何度も写真を撮ったりして喜んでいた。
アラカブは25cm以下はリリース、アカハタも30cmクラス以上を持ち帰りで、2人で28リットルのクーラー8分目まで満タン。アカハタは煮つけ、刺し身、干物とどんな料理でもおいしい。なお、次の日「また行きたいです」とラインがきた。