ウクライナやロシアなどで人気のメッセージアプリ、テレグラムの創業者がフランスで逮捕されました。逮捕されたパヴェル・ドゥロフ氏はテレグラムの犯罪利用を怠っていたという疑惑が持たれています。

以前、週刊文春がテレグラムのことを「闇バイトアプリ」だと形容していました。

テレグラムはプラットフォーム上の検閲が弱いことで人身売買やテロ行為など犯罪者が集まる場と化していることが批判される場合もありますが、政府の検閲が厳しい国で「表現の自由」を担保するツールとしても定評があります。

テレグラムを真の意味での「表現の自由」を追求しようとして、フランス政府に目を付けられました。このことから、米国政府の違法な諜報活動を告発したことで亡命者となったエドワード・スノーデン氏は今回の逮捕劇に警鐘を鳴らしています。